どうも。える虫です。
3ヶ月間のシリーズ10ルールが終わり、新しいルールが始まりましたね。
今回はシリーズ10ルール環境で使っていた虫統一パーティを紹介したいと思います💦
・パーティ画像
辛うじて勝ち越しはできました……🥲
・構築の経緯
ダイマ無しルールで1番強い虫ポケモンといえば、やっぱりウルガモス!!結局のところ強いポケモンを素直に通すのが1番強いのです。
というわけで、このウルガモスをエースアタッカーとして、優秀な先発要員であるフェローチェ、ウルガモスと相性補完がいいクッション役のハッサムとオニシズクモ、相手の禁伝を封殺できる可能性を秘めたヌケニン、あとは「疑惑の1枠」としてマッシブーンを採用しました。
・個別紹介
ウルガモス
本構築のエース。ダイジェットがない環境ではものすごくイキイキします。ザシアンやムゲンダイナに強く、炎、草、超の技範囲で多くのポケモンに抜群を突くことができ、エースとして申し分ない働きをしてくれました。たまに文字外すけど。
自慢の調整を考えようとしましたが、散々悩んだ末に脳みそが暴発し、結局力任せのひかえめCSぶっぱに落ち着きました。
CSぶっぱ文字採用独自の利点として、ちょうのまい一回のだいもんじでH振りランドロスをもかなり有利な乱数で倒すことができるという点があります。かつてめざめるパワー氷があった頃のように、舞ったガモスを止めに来たランドロスを返り討ちにできる可能性があるのは魅力でした。このルールならダイマックスで誤魔化されることもないので、ウルガモスでランドロスに突っ込む動き、アリだと思います。チョッキだったり外したりしたら降参しましょう🥲
問題点としては物理耐久がほとんどない上にだいもんじを外すリスクがあるため、一般パーティでよく採用される受け寄りのウルガモスと比べて対ザシアン性能が大幅に下がっているというところです。それでも尚有利ではありますが、ワイルドボルトでゴリ押されたり、華麗にだいもんじを外して負けてしまうことは何度かありました。
フェローチェ
ど安定先発要員。
れいとうビームを交えた両刀にすることで、先発に投げられまくるランドロスに対してとても強く出ることができ、ゴツメサンダーもある程度ケアして立ち回ることが可能です。
フェイントはタスキエースバーンや悪ウーラオスとの対面で確実に勝つために必須級の技になります。相手のふいうちよりも早く撃てるので、タスキ運用をする上ではかなり使い勝手の良い技です。
画像では終盤に黒馬バドレックスとの遭遇が減った関係でとんぼがえりを採用していますが、本来はこの枠は黒馬対策のじごくづきを採用していました。じごくづきがあればズガドーンやシャンデラに対しても多少抗えるようになります。
ハッサム
イケメンクッション枠。
ハッサムをクッション運用するならHB特化でゴツゴツメットを持たせるのが1番なのですが、個人的な好みの問題でデフォルトの火力が低いポケモンを採用したくなかったので、耐久を若干落として攻撃に補正をかけたハッサムを使用していました。
れんげきウーラオスに投げてゴツゴツメットを踏ませたい場面も多かったのでやはりゴツメにすべきかなーと迷いつつ、オボンに助けられる場面もあって結局最後までこの型でした。
元々はザシアンに対して強いポケモンとして一般パーティでも一定の評価を受けていましたが、終盤ではザシアンの炎の牙採用率が大幅に増加していたため、このパーティでの仕事は従来の通りミミッキュやいちげきウーラオス、その他岩タイプの相手が主でした。
オニシズクモ
炎に対してめっぽう強いバケモン。
基本はフェローチェを止めに来たウインディや、ウルガモスを止めに来たヒードランに投げるクッション役ですが、カバルドン入りに対してはステロ展開を妨害するため初手で投げます。初手で対面したカバルドンをなるべく瞬殺したいので、流行りだったねっとうではなくなみのりに。
このルールではねばねばネットが強いと話題になり、虫統一勢以外でもオニシズクモを使う人が一定数いました。しかし、虫統一におけるねばねばネットはそもそも構築が猛烈に飛行タイプを呼び寄せてしまう関係上、あまり役に立たないことも多いので、ザシアン軸相手に隙があれば撒く程度です。基本はなみのりでガンガン殴ります。
特殊耐久に関しては臆病カイオーガのかみなり程度なら余裕で耐えるくらいにはあるので、ミラーコートで相手のエースを沈めることも多いです。
ヌケニン
おもしろオモチャ枠。
今やザシアンは炎の牙標準装備になってしまったので、止められる可能性が高い禁伝はカイオーガ、ゼルネアス、ジガルデあたりになります。
完璧に禁伝を詰ませて止める!!というよりは、交代先に高火力のハチマキポルターガイストを撃ち込んで致命傷を与え、フェローチェやウルガモスを通せるようにしたり、サイクル戦を有利にする使い方が中心です。
対カイオーガ軸相手にはほぼ確定で選出していました。弱点だらけなのは周知の通りですが、使い方次第でとても頼りになります。
マッシブーン
疑惑の1枠。
ここまでの5体である程度は完成しており、この枠は補完枠になるのですが、ちょうどこの枠を悩んでいた時期にホウオウ軸の受けループが大量発生しており、「うざったるいホウオウに上から高火力の岩技当ててぶちのめしたい!!」という衝動で採用しました。
ただそれだけの理由で採用されたので正直他のメンツと補完が取れておらず、そのために疑惑の1枠となっております。
結局、一定数のホウオウをぶちのめすことには成功しましたが、S振りホウオウに返り討ちに遭ったり、エッジ外したり、しっかりケアされてドヒドイデに焼かれたりと割と散々な目にばかり遭っていました。個人的にはこの枠、本当はイワパレスが最適だったんじゃないかなと思ってます。
・基本選出
先発 フェローチェ
エース ウルガモス
これが基本の選出になります。先発フェローチェの高い対応力やオニシズクモとハッサムの優れた耐性を活かして相手を削りつつ、隙を見てウルガモスで積んで全抜きを狙うイメージです。
特にザシアン軸相手にかなり安定する選出なので、これを基本としてカイオーガ軸に対してはヌケニンを交えるなどしながら回していました。
・無理な相手
ルギア軸→もう誰もルギア倒せない。
ホウオウ軸→再生力はインチキ。
ただ、これらのパーティは体感10戦やって1回遭遇するかしないかというくらいしか環境に存在していないと判断し、当たったら負けというつもりで対策を切っていました。
逆に、これ以外の伝説相手とは互角に近い勝負ができたと思います。とくに使用率トップのザシアンに対してフェローチェ、ウルガモス、ハッサムの三大巨頭が全員一応有利を取れるのは心強かったです。
カイオーガ、ジガルデ、ゼルネアス軸にはヌケニンが強く、ディアルガ、パルキア、レシラム、ゼクロム、キュレム等の中速組はフェローチェの火力でゴリ押しができたり、グラードン相手にはひでりで強化されたウルガモスの炎技が刺さったりもします。ウルガモスは日食ネクロズマにも有利なのが救いですね。
とはいえ、何度もTwitterで呟いている通り、禁伝も600族も1匹もいない虫統一でこの環境を戦うのは至難の業です。なんといっても数値が足りない。タイプ相性や生半可な戦略では誤魔化しきれない、種族値の暴力を痛感する3ヶ月でした🥲
終わりに
虫統一で最終3桁に乗せるのが目標でしたが、どうやら僕にはそれほどの力は無いみたいです🥲しばらくは仲間大会を中心にのんびりポケモンを続けたいと思います。
この記事も、記事というより日記のようなものではありますが、「ふーん、えーるさんの虫統一、こんなこと考えながら作ってるんだなー。」程度に思って見ていただければ幸いです。
既に禁伝ありダイマ無しのシリーズ10ルールは終了していますが、もし仲間大会などで再びこのルールを使うことがあれば、その時にはこの記事のこともちょびっとだけ思い出してください🥲
では皆さま、またお会いしましょう。